展示観測機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 07:26 UTC 版)
「ときがわ町星と緑の創造センター」の記事における「展示観測機器」の解説
主望遠鏡:91cm反射式天体写真儀。日本光学工業(現ニコン)製。 性能主鏡口径:960mm 主鏡有効口径:914mm 主鏡焦点距離:4,590mm 主焦点口径比:F5.05 副鏡口径:266mm 副鏡有効口径:256mm 光学系:カセグレン式望遠鏡 カセグレン合成焦点距離:16,658mm 合成焦点口径比:F18.22 架台:イギリス式赤道儀 同架望遠鏡1:15cm屈折式 2基 同架望遠鏡2:20cm屈折式 1基 設置当時の本望遠鏡の最大の目的は、写真儀としての活用であった。そのため主焦点でのコマコレクターとしてのロスレンズを通した主焦点撮影や、カセグレイン焦点での写真撮影を行なうための機材が現在でも残っている。カセグレイン焦点のフォーカシングは、通常の手元のドローチューブでの調整以外に、副鏡の電動フォーカシング機能が製作当初から装備され、精密な天体写真の撮影、さらに大きく焦点位置を移動させる必要がある大型観測装置による観測が行われた。 国立天文台当時の仕様を記載したが、現在もほぼ当時の仕様を維持している。 現在でも制御コンピュータは1990年当時のPC-9801である。
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