小野寺 健とは? わかりやすく解説

小野寺健

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 13:15 UTC 版)

小野寺 健(おのでら たけし、1931年9月19日 - 2018年1月1日[1])は、日本の英文学者翻訳家横浜市立大学名誉教授。

小野寺 健 おのでら たけし
人物情報
生誕 日本神奈川県横浜市神奈川区
死没 (2018-01-01) 2018年1月1日(86歳没)
国籍 日本
出身校 東京大学文学部
東京大学大学院人文科学研究科
学問
研究分野 イギリス文学
研究機関 茨城大学
横浜市立大学
日本大学
学位 文学修士(東京大学)
学会 日本英文学会
日本文藝家協会
主な受賞歴 G.S.Fraser賞
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人物・来歴

神奈川県横浜市生まれ。東京大学英文科卒、同大学院に学び、1958年茨城大学専任講師、1962年横浜市立大学助教授、1967年英国リーズ大学に留学。横浜市立大学教授を96年定年退官、日本大学教授、2002年退職。 文化学院・文芸学科講師。2018年1月1日午前3時5分、老衰のため死去した。86歳没。

20世紀の英国小説を専門とし、ジョージ・オーウェルアニータ・ブルックナーE・M・フォースターなど翻訳多数、またエッセイ集もある。

著書

編著

  • 『イギリス気質の英語』(筑摩書房、ラクーン英語読本) 1995
  • 『心にのこる言葉』(河出書房新社(全4巻)) 1992 - 1999、河出文庫(全3巻) 1997 - 1998
    • 『心にのこる言葉 ベストセレクション』(ちくま文庫) 2010

翻訳

アニータ・ブルックナー

  • 『秋のホテル』(アニータ・ブルックナー、晶文社、ブルックナー・コレクション) 1988
  • 『結婚式の写真』(アニータ・ブルックナー、晶文社、ブルックナー・コレクション) 1989
  • 『英国の友人』(アニータ・ブルックナー、晶文社、ブルックナー・コレクション) 1990
  • 『異国の秋』(アニータ・ブルックナー、晶文社、ブルックナー・コレクション) 1992
  • 『嘘』(アニータ・ブルックナー、晶文社、ブルックナー・コレクション) 1994
  • 『招く女たち』(アニータ・ブルックナー、晶文社、ブルックナー・コレクション)1996
  • 『ある人生の門出』(アニータ・ブルックナー、晶文社、ブルックナー・コレクション) 2004

E・M・フォースター

  • 『民主主義に万歳二唱』(E・M・フォースターみすず書房、E・M・フォースター著作集) 1994
  • インドへの道』(E・M・フォースター、みすず書房、E・M・フォースター著作集) 1995。河出文庫 2022
  • 『アビンジャー・ハーヴェスト』(E・M・フォースター、みすず書房、E・M・フォースター著作集) 1995
  • 『フォースター評論集』(E・M・フォースター、編、岩波文庫) 1996
  • 『老年について』(E・M・フォースター、編、みすず書房、大人の本棚) 2002

論文

脚注





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