小塩力とは? わかりやすく解説

小塩力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/04 21:41 UTC 版)

小塩 力(おしお つとむ、1903年3月16日 - 1958年6月12日)は、日本の牧師。

小塩節久米あつみの父。

生涯

群馬県留岡幸助の同労者の小塩高恒(福岡県生葉郡姫治村出身、1872年 - 1943年)の息子として生まれる。東京府立第四中学(東京都立戸山高等学校)、松本高等学校理科甲類を経て、東京帝国大学農学部を卒業後、1926年東京神学社に入学し、植村正久より薫陶を受ける。また、信濃町教会高倉徳太郎に師事し、高倉の元で伝道師を務める。後に、高倉牧師の伝記を書いた。

神学校卒業後、松江教会、佐世保教会の牧師を務めた。佐世保にいるときに1931年長男の小塩節が生まれた。戦争中はスパイの嫌疑をかけられた。

1947年6月8日、日本基督教団井草教会を設立する。「福音と世界」の主筆者として文書伝道を行った。由木康と共に賛美歌の翻訳も行った。日本基督教短期大学の学長も歴任した。

1958年に55歳で逝去した。

著書

  • 『新約聖書神学辞典』
  • 『聖書入門』岩波書店,1958年
  • 『高倉徳太郎伝』



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小塩力」の関連用語

小塩力のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小塩力のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
中経出版中経出版
Copyright (C) 2025 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小塩力 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS