小型衛星の放出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 09:34 UTC 版)
詳細は「伴星 (人工衛星)」を参照 9月27日19時24分、翟志剛が宇宙船に戻った後、小型衛星「伴星」が放出された。衛星は一辺40cmの立方体型で、40kgの重量であった。推進デバイスと解像度150メガピクセルの2つのステレオカメラを備えていた。この衛星の目的は、小型衛星の技術を確かめること、宇宙船の様子を観測すること、ランデブーに用いられる接近技術を試験すること等だった。 小型衛星は宇宙船の近くで写真やビデオを撮影し、その後、宇宙船から100kmから200kmまで離れた。帰還モジュールが宇宙船を離れ、大気圏再突入すると、衛星は液体アンモニアエンジンを用いて軌道上の宇宙船に追いつき、宇宙線の周りの周回を続けた。小型衛星はその後、約3ヶ月間働き続けた。
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