対潜水艦戦術の開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:25 UTC 版)
「蒸気船時代の海戦戦術」の記事における「対潜水艦戦術の開発」の解説
初期の対潜水艦武器は護送船団の護衛部隊であり、ソナー(Asdic)と爆雷を装備した駆逐艦であった。 イギリスは1941年7月にUボート(en:U-570)を鹵獲して、ドイツの潜水艦の性能を多く把握することができた。殊に、連合国軍側で爆雷の爆発深度として設定したよりもはるかに深くまでUボートが安全に潜航できることを知って驚いた。 太平洋では、日本海軍が護送船団防御の問題を解決できず、効果的な対潜水艦戦術を見つけられずにいた。日本軍の輸送船団は数は多いが規模が小さく、必然的に護衛艦の数が少なかったので、多くの場合潜水艦によって容易に裏をかかれて攻撃された。
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