寺野の三日堂ひよんどり
| 名称: | 寺野の三日堂ひよんどり |
| ふりがな: | てらののみっかどうひよんどり |
| 種別1: | 民俗芸能 |
| 保護団体名: | 寺野伝承保存会 |
| 選択年月日: | 1972.08.05(昭和47.08.05) |
| 都道府県(列記): | 静岡県 |
| 市区町村(列記): | 引佐郡引佐町渋川寺野 |
| 代表都道府県: | 静岡県 |
| 備考: | 遠江のひよんどりとおくない 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
| 解説文: | この芸能は、静岡県引佐【いなさ】郡引佐町渋川寺野の寺野観音堂の祭のおり(一月三日)に演じられる一種の田楽能ともいえるもので、その本旨は田遊びとして行なわれ、別におこないなどとも呼ばれる。 また、ひよんどりの名は、演目中の鬼の舞で松明の火を乱打するところを火踊とも呼び、その転訛したものであろうともいわれる。 芸能は、まず神下しにはじまり、御神楽と万歳楽・三ッ舞・片剣舞ともどきなど十三番の曲で進行し、舞は正面二回の五方に舞うことを基本とする。もとは万歳・松影・田農などふくめて計二十番が徹宵して行なわれたという。 また現行曲のなかに復演出のもどき芸のふくまれている点などは、中世芸能史の資料として貴重なものである。 |
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