寒晴やあはれ舞妓の背の高きとは? わかりやすく解説

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寒晴やあはれ舞妓の背の高き

作 者
季 語
寒晴 
季 節
冬 
出 典
寒晴 
前 書
 
評 言
 現代俳句大会京都開催されたとき、前日宮川町祇園界隈花街歩いた京都花見小路あたりを歩くと、必ずこの句を思い出すのは、絵葉書のような祇園舞妓の姿がすぐ脳裏に浮かぶせいである。
 この句で私が初めにになったのは、舞妓仕事着座敷に出るのはおおむね日が暮れてからで、空が晴れ渡った昼間の印象が薄いことであったが、発想原点は、大阪開かれたある出版祝賀会見た背の高い舞妓であり、それに「あはれ」を思いつき、「寒晴」という透明な気分持ち込んで合成したものとわかった俳句言葉取り合わせに、とことんこだわった作品である。
 現実情景描写でなく、意味を拒否し組み立てた言葉響きによってリアリティ成立させていく、いささか強引とも思える晴子俳句一つ典型で、張りのある、明る気分見事に演出されている。平成元年作。
(長峰 竹芳)  
評 者
 
備 考
 


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