富田睦子とは? わかりやすく解説

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富田睦子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 01:00 UTC 版)

富田 睦子(とみた むつこ、1973年6月8日 - )は、日本の歌人である。

経歴・人物

愛知県出身、東京都東久留米市在住[1]愛知淑徳短期大学文学部国文科から編入し、愛知淑徳大学文学部国文科卒。在学中島田修三のゼミ生であったことから歌の魅力に目覚め、卒業後も彼に師事。1994年[2]から短歌結社「まひる野」に所属し、同誌「マチエール」欄などで精力的に活動を続け、現在は編集委員。現代歌人協会理事(2021年~)

1996年、「猫」(作品50首) が第42回角川短歌賞候補作に選出される。

2014年12月、歌集『さやの響き』にて、第15回現代短歌新人賞を受賞。

書籍

  • 歌集『さやの響き』 (本阿弥書店、2013年12月)
  • 歌集『風と雲雀』(KADOKAWA、2020年4月)
  • 歌集『声は霧雨』(砂子屋書房、2023年11月)

寄稿

  • 「猫」 - 『短歌』第43巻第6号、1996年5月発売
  • 「錦糸卵」 - 『歌壇』第12巻第5号、1998年4月発売
  • 「夏の香り」 - 『短歌』第45巻第10号、1998年9月発売
  • 「(あるきだす言葉たち)空晴れて」 - 『朝日新聞デジタル』2015年3月3日配信
  • 「ゆうがたの風」 - 『短歌研究』2021年8月号
  • 「風に踊れる」 - 『短歌研究』2021年9月号
エッセイなど
  • 「ネット中継について」(歌壇時評) - 『うた新聞』2015年6月号 (2015年6月発行)
  • 「言葉の持つ空気」- 『短歌研究』第62巻第6号、2015年5月21日発売
  • 「短歌月評」 - 『短歌』第64巻第6号~8号、2017年6月号~8月号
  • 「インタビュー 尾崎左永子さんに聞く」(全2回) - 『歌壇』第31巻11号、12号、2017年11月号、12月号
  • 「2017年度・後期 歌集・歌書展望」 - 『短歌研究』第74巻第12号、2017年12月号(短歌年鑑2018)
  • 「精神的原因 井戸が枯れたときには」 - 『短歌』2019年3月号
  • 「背骨を見つけること」 - 『短歌』2019年5月号
  • 「歌集解題1990 川野里子『五月の王』」 - 『現代短歌』2020年7月号
  • 「論考 癒やしの効果 「おしゃべり」の歌」 - 『短歌』2022年9月号

脚注

  1. ^ 『短歌年鑑』平成27年度版 (『短歌』1月号増刊、KADOKAWA、2014年12月発行) 巻末「全国短歌人名録」
  2. ^ 「著者略歴」『風と雲雀』(角川文化振興財団、2020年)

外部リンク




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