富岡仮乗降場とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 富岡仮乗降場の意味・解説 

富岡仮乗降場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 02:59 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
富岡仮乗降場
とみおか
Tomioka
大椴 (4.3 km)
(4.5 km) 鬼鹿
所在地 北海道留萌郡小平町字鬼鹿富岡
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 羽幌線
キロ程 21.6* km(留萠起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1956年昭和31年)5月13日
廃止年月日 1987年昭和62年)3月30日
備考 羽幌線廃線に伴い廃駅
*キロ程は実キロ
テンプレートを表示
1977年の富岡仮乗降場と周囲約500m範囲。上が羽幌方面。鬼鹿富岡地区のある谷筋入口(写真下方面)からは約800m程も離れた人家の無い海縁に、何故に設置されたのか怪訝さえ感じさせるような辺鄙な所にある。かつては旧国道と浜との間に何軒かの人家があった。国道からホームへの短い小道の横に待合室が見える。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

富岡仮乗降場(とみおかかりじょうこうじょう)は、かつて北海道留萌管内留萌郡小平町字鬼鹿富岡に存在した、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線仮乗降場廃駅)である。羽幌線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月30日に廃駅となった。

歴史

仮乗降場名の由来

当地はもともとアイヌ語で「ポントトマ」(小さい滝のある所、の意とされる)と呼ばれていたが、1936年(昭和11年)の字名改正でここが丘陵地帯であることから「富む岡」にしたい、との意でこの名称となったとされている[1]

駅構造

廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。また、廃止時まで仮乗降場であり、無人駅であった。

駅周辺

駅跡

当仮乗降場の遺構は現在、何も残されていない。草叢と化している。

また、2011年(平成23年)時点では当仮乗降場跡附近の小椴子川にコンクリート造りの橋台及び築堤が残存している[2]。なお、別の沢にもコンクリート造りの橋台が残存している[2]

隣の駅

日本国有鉄道
羽幌線
大椴駅 - 富岡仮乗降場 - 鬼鹿駅

脚注

  1. ^ a b c 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 174. ISBN 4-89391-549-5 
  2. ^ a b 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、212頁。ISBN 978-4894536128

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「富岡仮乗降場」の関連用語

富岡仮乗降場のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



富岡仮乗降場のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの富岡仮乗降場 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS