啓明仮乗降場とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > > 北海道の廃駅 > 啓明仮乗降場の意味・解説 

啓明仮乗降場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 03:40 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
啓明仮乗降場
けいめい
Keimei
遠別 (3.5 km)
(1.6 km) 丸松
所在地 北海道天塩郡遠別町字啓明
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 羽幌線
キロ程 106.8* km(留萠起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1956年昭和31年)5月1日
廃止年月日 1987年昭和62年)3月30日
備考 羽幌線廃線に伴い廃駅
*実キロ、営業キロ設定無し
テンプレートを表示
1977年の啓明仮乗降場と周囲約500m範囲。上が幌延方面。羽幌側に踏切と待合室がある。周囲は牧草地帯で民家が散在しているが、現在はさらに過疎化して左端の民家が残っているだけである。下を流れているのはウツツ川。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

啓明仮乗降場(けいめいかりじょうこうじょう)は、かつて北海道天塩郡遠別町字啓明に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線仮乗降場廃駅)である。羽幌線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月30日に営業を停止し、廃止となった。

歴史

  • 1956年(昭和31年)5月1日 - 日本国有鉄道(国鉄)天塩線の啓明仮乗降場設定)として開業[1]
  • 1958年(昭和33年)10月18日 - 天塩線を羽幌線に編入し、羽幌線が全通。それに伴い、同線の仮乗降場となる。
  • 1987年(昭和62年)3月30日 - 羽幌線の全線廃止に伴い、営業を停止、廃止となる[1]

仮乗降場名の由来

地区名より。「互いに指導啓発し、将来に光明を放つ[1]」ことを願っての名称とされている。

構造

廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。プラットホームは、線路の東側(幌延方面に向かって右手側)に存在した[2]。また、開業から廃止時まで仮乗降場として運営され、正式な駅には格上げされなかった。

駅周辺

駅跡

隣の駅

日本国有鉄道
羽幌線
遠別駅 - 啓明仮乗降場 - 丸松駅

参考文献

  • 国土地理院25000分の1地形図

脚注

  1. ^ a b c 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 176. ISBN 4-89391-549-5 
  2. ^ 工藤裕之『北海道廃止ローカル線写真集 追憶の鉄路』北海道新聞社、2011年12月、75頁。ISBN 978-4894536197

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「啓明仮乗降場」の関連用語

啓明仮乗降場のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



啓明仮乗降場のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの啓明仮乗降場 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS