宮内庁三の丸尚蔵館の所蔵されている第15代の作品
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銅製饕餮文花瓶 前記の通り、1890年(明治23年)の内国勧業博覧会への出展品である。古代中国の青銅器にみられる饕餮(とうてつ)文を胴部中央に配した花瓶。肩には細かな渦文とそれよりもやや大きい円形の龍文などで埋め尽くされている。また、肩には獏と思われる獣形の突起状のひれが6箇所にある。鋳物師としては大型鋳造の伝統を受け継ぎながら、古銅器の学習効果を取り込んだ、早世した作者の意欲作である。高台の畳付には「大日本帝國新潟県岩船郡冶工山本正壽造」の刻銘がある。 『古典再生ー作家たちの挑戦』図版解説19ページ(22枚目)東洋の美 新たなる挑戦にて作品を閲覧ください)宮内庁添付承認済。にリンクします。
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