実際の印刷物のlpi
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/05 18:34 UTC 版)
「スクリーン線数」の記事における「実際の印刷物のlpi」の解説
新聞 - 60〜80 lpi 文字が主体の雑誌・書籍(モノクロ印刷の場合) - 80〜133 lpi カタログ、写真雑誌、チラシなど(カラー印刷の場合) - 175〜240 lpi 前後 ※美術印刷や高級カタログなどの印刷物では、400lpi以上で印刷する場合もある(高精細印刷)。lpiの値が高ければ網点が細かくなり、より精細な印刷が可能となるが、印刷する紙の質に適合したスクリーン線数でなければ、却って印刷が汚くなることもある。新聞のlpiが低いのは新聞紙の紙の目が粗いためであり、線数を上げると網点が潰れて印刷される可能性が大きいからである。一方、高精細印刷には、表面を平滑にして細かい網点を保持するための薬剤を塗布したコート紙やアート紙が用いられる。
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