実装と発表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 06:11 UTC 版)
「Systems Network Architecture」の記事における「実装と発表」の解説
SNAは1974年9月に「通信の高度化機能」(Advanced Function for Communications)の発表の一部として全世界で発表され、そのSNAのSynchronous Data Link Control(SDLC)プロトコルの実装が次の新製品に行なわれた: IBM 3767 コミュニケーション端末機(プリンター) IBM 3770 データ・コミュニケーション・システム これらはIBM/3704/3705通信制御装置のネットワーク・コントロール・プログラム(NCP)やシステム/360とシステム/370のVTAMやその他CICS、IMSなどのソフトウェアでサポートされている。このあと、1974年7月にIBM 3760データ・エントリー・ステーション、IBM 3790コミュニケーション・システム。IBM 3270の新しいモデルとSNAの実装は続いている。 SNAはおもに米国IBMのシステムズ開発部門(Systems Development Division)のノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パーク(R.T.P.)製品開発研究所のデザイン部署で行なわれ、それを実装した他の製品開発研究所(IBM 3767は藤沢研究所、のちの大和研究所;IBM 3770はR.T.P.研究所)も援助して行なわれたので、日本人も数人がSNAのデザインに参加している。詳細はのちにIBMのシステム・リファレンス・ライブラリー(SRL)マニュアル、IBM Systems Journalなどで主要部分が公開された。
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