実写映画あらすじ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 09:03 UTC 版)
遠野未来(とおのみく)は自分は内気で何のとりえもないと思っている。高校に入学し、桜が満開の頃、桜音ハル(さくらねはる)の弾くピアノを耳にし、この曲が自分を変えてくれるような予感がして音楽室の扉をたたいた。ハルは合唱部の部長で合唱部への入部を勧めるが、未来は自分は音痴だと思っていたため躊躇し、それを見たハルは勧めたことを忘れるようにいうが、未来は入部することにする。ハルは合唱は人を楽しませるもので、そのためには自分がまず楽しまなければならないと考えていたため、勧誘を強く勧めることはしなかったのだった。 それから1年。未来は合唱部で何も変われないままでいた。そしてまた桜の咲く季節が廻ってきて新入部員がやってきた。佐山鈴(さやまりん)と鈴の金魚のフン北村蓮(きたむられん)だ。2人の自己紹介の場で、顧問の高田芽衣子(たかだめいこ)が、実家の都合で地元の高校に異動するため、3年生と一緒に合唱部を引退すると発表する。高田は、3年生のハルと自分のために、最後にコンクールで金賞を取らせたいと考え、副部長の美月瑠華(みつきるか)と一計を案じる。作戦は成功し、合唱部の生徒が歌いたいと考えていた桜ノ雨をやめ、金賞を狙うため難易度の高い情熱の道標という曲にチャレンジする。 しかし練習を始めてみたものの、曲が難しいだけでなく、生徒の気持ちがまとまらず、なかなかレベルがあがらない。そんな中、鹿島友梨(かしまゆり)は、自分はハルが好きだと手紙で伝えたいと未来に相談するが、未来とハルが2人で屋上で話しているのを聞いてしまう。そしてまた蓮が練習のきつさに退部してしまう。この状況を変えるため、瑠華は部員全員で花火大会を見ることを提案する。未来はこの花火大会の集まりに退部した蓮を呼ぼうと考える。
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