安全区域
【英】: safety zone
沿岸国は排他的経済水域および大陸棚上における人工島、設備および構築物の建設、操作並びに利用を許可し、また規制をすることに対して排他的権利を有する。 これらの建設に際しては、適当に通報が行われなければならず、またその存在について警告を与えるための恒久的手段も維持されなければらない。そしてさらに必要なときはこれら施設・設備の周囲に適当な安全区域を設定することができる。この安全区域は、国際基準によるなど特別の事情のないかぎり、人工島、設備または構築物の外縁のいずれの点から測定しても 500m の距離を超えてはならず、また安全区域の範囲は適当に通報する必要がある。すべての船舶は上記安全区域を尊重しなければならないが、国際航行に不可欠と認められた航路帯の使用を妨げるような場所に施設・設備および安全区域を設定することはできない。なお公海における科学的調査および深海底鉱業の活動のための設備や装備についても、上記に準じた安全区域を設定することができる。(→排他的経済水域) |

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