宇宙流布石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 08:46 UTC 版)
対依田紀基戦。右辺が武宮の得意とする三連星からのコスミ、通称「牛角三連星」。黒15の肩ツキが武宮特有。この後白22の侵入には隅の地を譲り、黒33のカケに回ってあくまで中央を広げる作戦に出た。四隅を与えたものの中央のスケールで圧勝。 対趙治勲戦。地に辛い趙が珍しく三連星を敷いたが、武宮は四連星の対峙から黒9,11など豪快な中央志向。兄弟弟子でありながら対照的なスタイルの両者の対決は、常にファンの注目を集めた。 本因坊挑戦手合での、対山城宏戦。白の武宮は二連星から14の「上大ゲイマガカリ」の奇手を繰り出した。中央戦に持ち込み、快勝している。 白52(39) 対後藤俊午戦。右下は、通常であれば黒のハマリとされる形だが、黒45のツケが武宮の狙いの手。白に実利を与える代わりに外側を固め、黒55に構えて黒優勢となる。
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