学校安全の教育・研究・実践
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:05 UTC 版)
「大阪教育大学附属池田中学校」の記事における「学校安全の教育・研究・実践」の解説
2001年(平成13年)に発生した附属池田小事件を契機に、大阪教育大学は、「学校災害による兄弟姉妹が死亡した生徒の発達過程と支援のあり方」について研究チームを作り研究を行っている。その一環として、附属池田中では2002年から、通学中の事故で兄弟姉妹を亡くした経験を持つ生徒(学校災害特別研究生徒)を受け入れている。 なお、附属池田中をはじめ池田地区附属学校園(附属池田小、附属高校池田校舎)として、保護者や関係諸機関(地域)と連携を図り、学校安全の実施・実践と教育研究に取り組んでおり、他の教育活動や研究活動と同じく、小中高12年間の学びのもと「階層性・系統性・連続性」による「総合知」を育てている。これらを評価され2014年10月10日、日本の中学校で初めて世界保健機関 (WHO) 推進のインターナショナルセーフスクール (ISS) の認証を、附属池田小とともに受けた。 なお、事件の記憶の風化を防ぐため、附属学校園はもとより大阪教育大学でも2006年から毎年、全学部の学生に特別講義を開講。事件の概要や学校安全などを学んでいる。
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