孤児院に関わる者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 07:15 UTC 版)
Part.11でマックスが保護された孤児院とその周囲で関わった人物。 ジャネット(Part.11)孤児院で皆の世話をしている女性。ヒステリー気味であったが、ヴァトゥの非行によって鬱屈していく。 トビー(Part.11)孤児院のやや年長の子供。孤児院の生活に慣れないマックスを諭そうとして、直前にマックス自身を拒否したグレアムを連想させたためにマックスに拒絶される。養子にもらわれ孤児院から立ち去った。 ブラッド(Part.11)学校に通うようになったマックスの隣席に座っていた児童(孤児院の子ではない)。黒髪・黒目で親切なところがグレアムを連想させ、マックスは彼を無意識に避ける。2年を経た後、和解し友達となるものの、マックスがヴァトゥのことを気にかけることやことあるごとにグレアムを引き合いに出すことに嫉妬する。 ヴァトゥ(Part.11)マックスと同じ年齢の孤児院の子。母親は死亡し父親はアルコール中毒で入院。やや乱暴な傾向があり、マックスのことを手下と思っている。マックスがブラッドと仲良くするなど従わないことに苛立ち、タバコを吸うなど非行を悪化させる。アンジーに対して心を開き、マックスが孤児院から出て行く手助けをする。 ミッジ(Part.11)マックスの1歳年上の孤児院の子。「孤児院の子だから」と悪口を言われたくないので、品行方正成績優秀で通しているが、そのためにジャネットに対して心を開けなくなっている。ロナルド・D・レインの「結ぼれ」に基づく他者との関係論などを通してグレアムに対して心を開き、ジャネットと信頼しあう関係を築こうとし始める。
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