字数制限の緩和
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 01:49 UTC 版)
「ショートメッセージサービス」の記事における「字数制限の緩和」の解説
2000年代に3GPPの仕様が改訂されて、連結SMS(英語ではConcatenated SMS)が可能となった。これは、SMSのペイロード140オクテットから6オクテットを連結制御用のフィールドに割り当て、最大255連結することが出来るようにした。255連結の場合、符号化方法により、17085文字(UCS-2)あるいは39015文字(GSM 7bit)まで記述できる。連結SMSの作成、分割、組み立ては、送信端と受信端でおこなわれて、携帯電話網の上を長大なパケットが流れるわけではなくてパケットサイズは従来と同じで配送メカニズムも従来どおりである。3GPP仕様の上では、最大255連結可能だが、実際には、オペレータまたは端末メーカーが、送信元(端末、SMSCのインターネットI/F)の仕様を255より遥かに低い値で設定しているので、255連結のメッセージを作成できることは、ほとんどない。連結SMSに対応していない古い端末では、バラバラに流れてくるメッセージを組み立てて連結することができないので、ひとつのメッセージとして読むことは出来ない。
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