女性騎手に対する減量制度の変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 16:53 UTC 版)
「2019年の日本競馬」の記事における「女性騎手に対する減量制度の変更」の解説
JRAは女性騎手の騎乗機会拡大を目的として、3月1日より一般競走における女性騎手の負担重量の減量制度を設定。所定の負担重量から2kg減とし、見習騎手の減量適用期間に減ずる重量は4kgまでとした。これにより、騎手免許取得後5年未満の女性騎手は50勝まで4kg減、51勝以上100勝まで3kg減となるほか、免許取得後5年以上経過後(または見習期間終了後)も女性騎手は一般競走に2kg減で騎乗可能となる。また、この減量制度の運用開始とあわせて騎手の体位向上を目的に、平地競走での最低負担重量をオープンは48kg、それ以外の競走は49kgに変更した。これらの変更に伴い、女性騎手(女性の見習騎手も含む)に対する競馬番組などでの減量記号が改められ、4kg減は「★」、3kg減は「▲」、2kg減は「◇」に変更し、男性の減量騎手とは別表記となった。 地方競馬でも、4月1日から北海道(門別)と南関東地区(大井・川崎・船橋・浦和)を除く各競馬場がJRAの制度に合わせる内容で実施。9月30日から南関東地区で導入開始。門別は体制が整い次第導入予定とした。
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