奥貫一男とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 奥貫一男の意味・解説 

奥貫一男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 05:01 UTC 版)

奥貫 一男(おくぬき かずお、1907年明治40年)1月25日 - 1999年平成11年)5月29日)は、日本生化学者[1][2]大阪大学名誉教授

経歴・人物

埼玉県に生まれる[1][2]。旧制埼玉県立粕壁中学校、旧制山形高等学校を経て、東京帝国大学理学部に入学[2]1929年昭和4年)に卒業後は徳川生物学研究所に入所し同所の研究員として活動した[1][2]。その後は柴田桂太が主催した岩田植物生理学研究所に入り[2]、後にわかもと製薬創業者の長尾欽弥が設立した長尾研究所に転勤する[2]

第二次世界大戦後の1949年(昭和24年)には大阪大学の教授となり[1][2]、同大学で教鞭を執る傍らでミトコンドリア電子伝達系や生体の酸化還元反応等主に細胞呼吸の仕組みの研究に携わった[1][2]。このころにに各種類のシトクロムの研究にも携わり[1]、その抽出したものを精製したことを世界で初めて成功した事により名を馳せた[2]。この業績により、1970年(昭和45年)に退職後は大阪大学の名誉教授に任命された[2]

受賞歴・栄典

脚注

  1. ^ a b c d e f 奥貫一男”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社). 2023年8月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 奥貫 一男”. 20世紀日本人名事典(日外アソシエーツ). 2023年8月31日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  奥貫一男のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「奥貫一男」の関連用語

奥貫一男のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



奥貫一男のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの奥貫一男 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS