奥伊勢湖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 08:45 UTC 版)
通称奥伊勢と呼ばれるこの地に因み、三瀬谷ダム湖は奥伊勢湖(おくいせこ)と命名された。付近は奥伊勢宮川峡県立自然公園に指定されている。奥伊勢湖は1975年(昭和50年)の三重国体において、ボート競技の会場となった。1977年(昭和52年)3月2日に奥伊勢湖の左岸にブルーシー・アンド・グリーンランド財団の大台町B&G海洋センターが開設され、ボートハウスと体育館、奥伊勢湖漕艇場がある。だが奥伊勢湖ではモーターボートの使用は禁止されている。 全国のダム湖ではブラックバスが漁業問題としてクローズアップされているが、奥伊勢湖では逆にブラックバスを観光資源として利用しており、2000年(平成12年)には日本バスプロ協会によるJBワールドプロシリーズの第2戦の会場となった。奥伊勢湖の漁業権を保有する宮川上流漁業協同組合では環境保全を理由として1999年(平成11年)から釣りの年券を3,000円、日券は大人(高校生以上)700円、子供(小中学生)500円と設定し、大台町下真手のもみじ館などで取り扱っている。ただし三重県内の全てのダム湖に言える事だが、外来魚の再放流は三重県の条例で禁止されている。奥伊勢湖より上流ではアユの友釣りや、アマゴなどを釣りに訪れる人が多い。
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