天城にしき【アマギニシキ】(野菜)
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登録番号 | 第6030号 |
登録年月日 | 1998年 1月 22日 | |
農林水産植物の種類 | わさび | |
登録品種の名称及びその読み | 天城にしき よみ:アマギニシキ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 1月 23日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山二丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 姫野好道 岸良日出男 高橋勲 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「真妻」の選抜個体を組織培養し,その中から選抜,育成された固定品種であり,根茎は形が総太で,すみ入り病抵抗性の強い水わさびである。 草姿は開,草丈はやや低,葉形はハート,葉色は濃緑,主茎展開葉数はかなり多,1株総展開葉数及び葉面の光沢はやや多,葉縁の鋸歯の密度は密である。葉柄断面の形は半月,長さはやや長,基部の幅は広,色は緑,アントシアニンの有無は有,多少はやや多である。根茎の形は総太,太さは太,長さはやや長,表皮の色はやや濃緑,切断面のアントシアニン着色の有無は有,花茎痕の大きさは小,高さは低である。根茎の肥大の早晩は中,根茎及び葉柄の辛味の程度は中,根茎のすりおろし時の色はやや淡緑,香気及び甘みの程度は中である。分げつ性は中,すみ入り病抵抗性は強である。 「真妻」と比較して,すみ入り病抵抗性が強いこと等で,「ふじだるま」と比較して,草姿が開であること,葉縁の鋸歯が密であること,葉柄のアントシアニンが多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に出願者の現地委託栽培ほ場(静岡県田方郡天城湯ケ島町)において,「真妻」の栽培ほ場から選抜した個体を茎頂培養し,その中から選抜されたものであり,以後,増殖及び特性の検定を継続し,平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「AN-1」であった。 |
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