大谷4番砂留
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/19 14:37 UTC 版)
北緯34度30分28.9秒 東経133度16分13.2秒 / 北緯34.508028度 東経133.270333度 / 34.508028; 133.270333 (大谷第4砂留)座標: 北緯34度30分28.9秒 東経133度16分13.2秒 / 北緯34.508028度 東経133.270333度 / 34.508028; 133.270333 (大谷第4砂留)3番砂留から300mほど、標高220mの場所にある。下部は鎧積みで、上部は石壁堰堤型形状。後年にかさ上げ工事を受けたと考えられている。大谷砂留で最も高低差のある砂留で、高さ13.45m、堤長36.2m。地元の住人は単に「大砂留」と呼んでいた。ここも地元の有志によって「林道大谷線」から直接4番砂留に降りれるように、斜面が開墾処理されている。また、この付近の「林道大谷線」の東斜面に、別所砂留の10番砂留付近に繋がる仮の歩道が整備されている(別所10番砂留まで110m)。4番砂留の上は腰あたりまでの草が茂っており、砂留の右側は登って行くことはできない。これより上流側は、堰堤を渡って砂留の左岸に移動して渓流の流れに沿って登る。渓流は途中で90度方向を変えて狭い渓谷となり、渓谷の右側の狭い獣道を通って5番砂留に至る。なお90度方向を変えずそのまま真っすぐ渓谷を登ると、しばらく険しい山道が続いたのちに標高300m前後の場所で、高さ1.5mほどの小さな砂留が5基纏まって存在する広場に出る。その後この渓流は平成5年に設置されたコンクリート製土管によって林道大谷線を南に超えてU字溝となったのちに再び沢となり、その後シダの茂った藪に終わる。 正面 左手より 上部は石壁堰堤型 第4大谷砂留の上側 奥に存在する3段の砂留
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