大規模なペーパーオーナーゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:41 UTC 版)
「ペーパーオーナーゲーム」の記事における「大規模なペーパーオーナーゲーム」の解説
競馬専門誌などの企業が主催する大規模なペーパーオーナーゲームも存在する。一般的なペーパーオーナーゲームと異なり、他の参加者と重複して競走馬の指名を行うことが可能である。 ホッカイドウ競馬では、競馬主催者公認のペーパーオーナーゲームともいえる「サポーターズクラブ」が2001年度から2009年度まで実施されていた。この制度に登録されたコスモバルクの活躍で会員希望の問い合わせが全国から殺到し、2005年度以降はホッカイドウ競馬所属の2・3歳馬だけでなく、各地の地方競馬所属の競走馬もこの制度に登録された。南関東公営競馬のインターネット投票サービス「SPAT4」でも、期間中一定額以上の勝馬投票券を購入した加入者を対象に実施されていた(2021年現在はSPAT4プレミアムポイント登録者を対象とした「すぱっと!POG!」として運営中)。 2003年から2004年にかけては、中央競馬の主催者である日本中央競馬会 (JRA)も「さんまのマイホースクラブ」と銘打ったペーパーオーナーゲームを開催したことがある。マイホースクラブのルールは一般的なペーパーオーナーゲームとは異なり、古馬、3歳馬、2歳馬を5頭ずつ選択し、計15頭が1年間に獲得した賞金額がポイントに換算され、獲得ポイント数に応じて賞品が授与されるというものであった。また2021年現在は、JRAの関連会社が運営するJRA-VANによるペーパーオーナーゲームが実施されている。 また毎年5月下旬には、グリーンチャンネル(競馬専門の有料衛星放送)にて、同放送局の中央競馬中継他、各展望番組などに出演する解説者が一堂に会し、それぞれの解説者の2歳馬を推薦する『ザ・POGドラフト会議』が生放送されている。
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