大浦駅 (新潟県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大浦駅 (新潟県)の意味・解説 

大浦駅 (新潟県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/01 14:02 UTC 版)

大浦駅
駅跡に整備された「ひめさゆりパーク」
おおうら
Ōura
越後大崎 (3.0 km)
(2.9 km) 越後長沢
所在地 新潟県南蒲原郡下田村下大浦*
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 弥彦線
キロ程 22.4 km(弥彦起点)
電報略号 オラ←ヲラ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1927年昭和2年)7月31日開業
1946年(昭和21年)10月1日再開*
廃止年月日 1985年(昭和60年)4月1日
*現在の三条市下大浦
**1944年(昭和19年)10月16日に一時休止
テンプレートを表示

大浦駅(おおうらえき)は、かつて新潟県南蒲原郡下田村(現在の三条市下大浦)に存在した日本国有鉄道弥彦線である。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線のみを持つ地上駅で、木造平屋建ての駅舎があった。無人駅だった[7]

利用状況

1981年度の1日平均乗車人員は42人である。

現在の駅周辺

駅跡にある石碑(2016年8月)

旧駅前の南側には下大浦の集落、駅裏側の北側には五十嵐川左岸沿いの高岡の集落がある。駅舎跡は両集落のほぼ中間に位置しており、高岡側を縦貫する五十嵐川左岸の堤防上は国道289号の旧道区間にあたる新潟県道331号三条下田線の経路となっている。

廃線後の軌道敷は国道289号のバイパス道路の整備に充てられ、駅舎跡には当時の下田村が整備した休憩施設「ひめさゆりパーク」が所在し、「弥彦線大浦駅跡」の石碑が建立されているほか、トイレなどが設けられている。国道沿いには、廃止以前から前掲の旧道経由で運行されていた越後交通の「高岡」バス停留所がバイパス開通後に移設されており、下り(長沢・八木ヶ鼻温泉方面)・上り(東三条駅方面)とも自転車歩行者道沿いにバスベイが整備されている。

隣の駅

日本国有鉄道
弥彦線
越後大崎駅 - 大浦駅 - 越後長沢駅

脚注

  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、602頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 『国鉄全線各駅停車・6 中央・上信越440駅』p(小学館 1983年10月20日第1版)p.168
  3. ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「大糸線・飯山線・篠ノ井線・越後線・弥彦線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第9号、朝日新聞出版、2009年9月6日、27頁。 
  4. ^ 読売新聞昭和21年6月12日新潟版
  5. ^ 日本国有鉄道新潟鉄道管理局経理部情報管理室 編『鉄道要覧 昭和58年度』日本国有鉄道新潟鉄道管理局、1984年8月、11頁。全国書誌番号: 86002576 
  6. ^ “日本国有鉄道公示第3号”. 官報. (1977年4月1日) 
  7. ^ a b “「通報」●奥羽本線柳田駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1976年4月1日) 

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大浦駅 (新潟県)」の関連用語

大浦駅 (新潟県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大浦駅 (新潟県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大浦駅 (新潟県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS