大津 (姫路市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/27 09:54 UTC 版)
大津区 おおつ |
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国 | ![]() |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 兵庫県 |
自治体 | 姫路市 |
旧自治体 | 揖保郡大津村 |
面積 |
1.32km²
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世帯数 |
8,836世帯
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総人口 |
20,247人
(住民基本台帳、2022年3月31日現在)
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人口密度 |
15,338.64人/km²
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隣接地区 | 広畑区、勝原区、網干区 |
大津(おおつ)は、兵庫県姫路市南西部の大津区の各町からなる地区(姫路市の「区」については、姫路市の「区」を参照)。
地理
- 汐入川と大津茂川に挟まれた平野部。区東部で汐入川を隔てて広畑区と、北部で勝原区と、西部で概ね大津茂川を境に網干区と接する。
- 区北部は、団地も含めた住宅地。区南部は播磨灘に面する工場地帯で、江戸時代に遠浅の海岸を埋め立て新田開発が行われた地域。
歴史
江戸時代、龍野藩によって海岸沿いに勘兵衛新田が開発された。
その後、新田は近代に入っても農村地帯であったが、1937年(昭和12年)に神戸鋳鉄所(現・虹技)播磨工場が進出し、また2年後には東隣の飾磨郡広村(後の広畑区)で日本製鐵広畑製鐵所(現・日本製鉄瀬戸内製鉄所広畑地区)が操業を開始した。以後関連工場が大津区の浜手へも進出するようになった。なお、かつては広畑製鐵所と神戸鋳鉄所の間で銑鉄の授受が行われており、汐入川には両工場の構内を結ぶ専用鉄道の鉄橋も残っていた。
戦前までは揖保郡に含まれる「揖保郡大津村」だったが、終戦直後の1946年(昭和21年)3月、他市町村と共に姫路市と合併した(ラモート合併)。現在大津区を名乗る地名は、姫路市との合併時に大津村であった区域の名残である[1]。
戦後は区北部に新日鐵の団地ができ、一時は人口集積地となったが、製鉄所の縮小により地元人口が減少した。その後、大型ショッピングセンターの誘致を図ることになり、2004年(平成16年)12月3日には兵庫県道415号和久今宿線沿いにイオン姫路大津ショッピングセンター(現・イオンモール姫路大津)がオープンした。2008年(平成20年)3月15日には、イオン姫路大津ショッピングセンターからやや離れた勝原区域にはりま勝原駅が開設された。
大津区内の自然
- 汐入川
- 西汐入川
- 大津茂川
大津区内の公共施設
郵便局
- 姫路大津郵便局
- 姫路天満郵便局
- 姫路天神郵便局
- 姫路吉美郵便局
教育
交通
鉄道
どちらが中心駅かと言ったものは存在しないが、平松駅よりも山陽天満駅の方が乗降客数が多い。
また、隣接する勝原区の西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線はりま勝原駅を最寄り駅とする住民も存在する。
バス
製鉄記念広畑病院~大津~JR網干
道路
大津区に本社を置く企業
ショッピングセンター
地名
- 大津区大津町一丁目
- 大津区大津町二丁目
- 大津区大津町三丁目
- 大津区大津町四丁目
- 大津区西土井
- 大津区北天満町
- 大津区天満
- 大津区長松
- 大津区天神町一丁目
- 大津区天神町二丁目
- 大津区恵美酒町一丁目
- 大津区恵美酒町二丁目
- 大津区新町一丁目
- 大津区新町二丁目
- 大津区真砂町
- 大津区勘兵衛町一丁目
- 大津区勘兵衛町二丁目
- 大津区勘兵衛町三丁目
- 大津区勘兵衛町四丁目
- 大津区勘兵衛町五丁目
- 大津区平松
- 大津区吉美
脚注
関連項目
外部リンク
「大津 (姫路市)」の例文・使い方・用例・文例
- 大津波警報発令時には速やかに3階より上へ避難してください。
- 泉大津市という市
- 大津市という市
- 大津絵節という民謡
- 泥大津という,壁の上塗り用の土
- 昨年12月,大津地裁が解体工事の差し止めを命令したという事実にもかかわらず,解体業者が建物を取り壊し始めた。
- 日本は大津波への備えができているか
- 時計業界の一部メンバーが今年の大津での祭りに参列した。
- 同社は,巨大地震や大津波の影響で今も苦しんでいる小学生にそれらを贈る計画だ。
- 大(おお)津(つ)市(し)歴史博物館が先日,滋賀県大津市の新(しん)知(ち)恩(おん)院(いん)で小型の涅(ね)槃(はん)像(横たわった釈(しゃ)迦(か)の像)が発見されたと発表した。
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