大法官部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/31 00:17 UTC 版)
「高等法院 (イングランド・ウェールズ)」の記事における「大法官部」の解説
大法官部は、エクイティの争点に関連する、商法、信託法、遺言検認法及び土地法を取り扱う。このほか、大法官部の中に、知的財産権及び会社法をそれぞれ取り扱う専門裁判所(特許裁判所、会社裁判所)がある。また租税に関する上訴はすべて大法官部に割り当てられる。 大法官部は衡平法部とも訳される。大法官部の長は、2005年10月までは副大法官と呼ばれていた。この肩書きは2005年憲法改革法の規定によって、高等法院大法官 (Chancellor of the High Court) へと変わった。初代の高等法院大法官(そして最後の副大法官)はアンドリュー・モリト(英語版)である。大法官部で審理された事件の判例は、『大法官部ロー・レポーツ』で読むことができる。
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