大学全体、学風および特色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 20:26 UTC 版)
「高知短期大学」の記事における「大学全体、学風および特色」の解説
高知県を運営主体とする、男女共学の公立短期大学(2011年以後は高知県公立大学法人が設置者)。夜間課程のみを置く社会科学系単科短大という珍しい形態であった。授業の開始時間は18時からであり、終了時間は21時10分。 高知女子大学(2011年以降は高知県立大学)主催の「勤労青年のための夜間公開講座」を契機として1953年に設置されたという経緯から、高知女子大学との関係が深く、高知女子大学永国寺キャンパスを共用し、教室や事務室等も共通であった。また、設立の経緯から社会人学生が多く、地域に開かれた短大と謳われていた。修業年限は2年制となっているが、「長期履修制度」(2003年新設)を利用すれば、2年分の授業料で最大4年かけて卒業することができた。「長期履修制度」は、仕事の都合などで学業へ費やす時間の限られる勤労者にとって、利便性の高い制度であった。夜間短大では珍しく、国際交流も盛んであった。 2012年に高知県が高知短大廃止の方針を打ち出した。2014年度をもって学生募集が停止されるとともに、2015年度には高知県立大学の4年制夜間主コースの新設によって、社会人教育の機能が引き継がれた。2019年9月に最後の在学生が卒業、2020年2月に文部科学省より高知短期大学の廃止が認可され、閉学式が行われた。
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