大学コンソーシアムせと
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「瀬戸市立図書館」の記事における「大学コンソーシアムせと」の解説
2003年(平成15年)には瀬戸市周辺の6大学との間で「大学コンソーシアムせと」の協定を結んだ。協定を結んだのは瀬戸市の名古屋学院大学、豊田市の愛知工業大学、名古屋市守山区の金城学院大学、春日井市の中部大学、尾張旭市の名古屋産業大学、瀬戸キャンパスを有する南山大学の6大学。 2004年(平成16年)10月には6大学の附属図書館の蔵書を瀬戸市民が貸出できるようになった。2004年時点の瀬戸市立図書館の蔵書数は約28万冊だったが、6大学の蔵書数は計195万冊であり、瀬戸市民が貸出できる図書は計223万冊となった。大学コンソーシアムせとの図書館連携部会では図書館システムの一元化や横断検索システムの構築も検討したが、費用対効果などの観点から見送っている。「大学図書館の資料を瀬戸市民に提供する」ということに主眼を置いていたため、資料の輸送費は瀬戸市立図書館が負担することとして始まったが、実際にはむしろ大学から瀬戸市立図書館への貸出依頼の方が多かった。中部大学は2010年(平成22年)に大学コンソーシアムせとから離脱しており、提携大学は5大学となっている。 大学コンソーシアムせと機関所在地蔵書数(2014年7月1日)名古屋学院大学 瀬戸市 359,294冊 愛知工業大学 豊田市 336,763冊 金城学院大学 名古屋市守山区 533,925冊 名古屋産業大学 尾張旭市 75,429冊 南山大学 瀬戸市 799,751冊 瀬戸市立図書館 瀬戸市 318,536冊
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