大同大街
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 07:42 UTC 版)
新京の市街地を南北に縦断する全長7.5kmに達する大通り。新京駅前のロータリーから始まる中央通は、西公園(1938年(昭和13年)11月3日に児玉公園と改称)付近で幅員がそれまでの36mから54mに拡がり、「大同大街」と名前を変えて市街地南端の建国忠霊廟、建国大学まで達していた。 大同大街には関東軍司令部兼在満洲国日本大使館、関東局・関東憲兵隊司令部や、第三庁舎(財政部、後に建築局)、民生部、蒙政部(後に国務院官用需品局、水利電気建設局が使用)等の官庁の他、ニッケビル、三菱康徳会館、三中井百貨店、大興ビル(満洲興業銀行本店)、東京海上ビル、東洋拓殖ビル(満州重工業開発本社が入居)等の商業ビルが建ち並び、新京のメインストリートを形成した。これらの建物は、前述の建築指示により軒高が揃うように建設されている。 関東軍司令部 関東局・憲兵隊司令部 ニッケビル 康徳会館 三中井百貨店 大興ビル 東京海上ビル 東洋拓殖ビル 満洲国民生部 満洲国蒙政部 建国忠霊廟 建国大学校舎
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