夢幻怪獣 バクゴン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:42 UTC 版)
「ウルトラマンティガの登場怪獣」の記事における「夢幻怪獣 バクゴン」の解説
第40話「夢」に登場。 特殊な人間の脳波に反応する宇宙線モルフェウスDによって建築技師のイクタカツマが見た夢に出現した怪獣が具現化したもの。イクタが通院していたドクトル・チヒロ(演:嶋田久作)のマンションの外観がモデル。口から光線を吐く。出現当初はモノクロだが、イクタの積り積もった恨みや妬みの力によって徐々にパートカラー、フルカラーへと変貌していく。実体が無い現実世界では物理的攻撃が当たらず、ティガも翻弄される。人々を恐怖に陥れるが、デラムの車内で眠りに入ったダイゴが夢の世界で変身したティガのタイマーフラッシュスペシャルで倒される。戦いの後、イクタはGUTSに拘束され、ダイゴは敵前逃亡したと誤解され、後日イルマ隊長から説教を受ける羽目になった。 スーツアクター:金塚裕 本話を監督した実相寺昭雄が『ウルトラQ』用に書いた「バクたる」に登場する子供の夢を食べる怪獣をモチーフとしている。実相寺によれば、その「バクたる」に登場する怪獣の名前はバクゴンと全く同じであり、『夢を見られなくなってしまった子供たちがバクゴンによって遠い世界に連れていかれる』という展開を考えていたとのことであるが、生原稿の段階で没になってしまったために詳細なあらすじなどは自身も把握していないという。 テレビアニメ『SSSS.GRIDMAN』第9話では、内海将がバクゴンのソフビを購入している。同話は夢の中の世界で展開することから、夢にまつわる怪獣でまとめられている。
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