多重事故・赤旗中断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 05:57 UTC 版)
「1973年イギリスグランプリ」の記事における「多重事故・赤旗中断」の解説
レース開始後1周目の最終コーナー、“ウッドコートコーナー”でジョディー・シェクター(マクラーレン)がデニス・ハルムを追い越そうとしてスピンし、外壁にぶつかりコースに跳ね返され、コースをふさぐ格好となった。そこに後続のマシンが次々と追突していったため、赤旗が提示され30分間レースが中断された。このような激しい事故にもかかわらず、ドライバーの被害はアンドレア・デ・アダミッチが両足骨折の重傷を負ったのみだった。レースの赤旗中断はF1世界選手権では初めてだった。 30分後にレースは再開されたが、スタート直後に事故を起こしたジャッキー・オリバー、シェクターと事故に巻き込まれた7台を含む計9台のマシンが参加できず、残った19台で再スタートした。
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