多目的球場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 02:07 UTC 版)
「東京スタジアム (野球場)」の記事における「多目的球場」の解説
東京スタジアムにはこの他、左翼スタンドから三遊間後方に掛けての地下にはボウリング場も併設されていた。シーズンオフには内外野のスタンドの椅子席の上にスケートリンクを設置、巨大な屋外スケート場となっていた。開場当時は「球場の地下に地下鉄を引っ張って来たい」「映画館やレストラン、デパートも併設して総合レジャー施設にしたい」などといった壮大な構想もあったが、これらは実現には至らなかった。しかし、東京スタジアムの先駆的な設計手法は後に日本全国で建設された野球場の設計に多大な影響を与えている。 スケートリンクはグランド上にフィギュアリンク、スタンド上に400mの周回路が作られ、400m周回路のみスピードスケート靴の滑走ができた。フィギュアリンクはフィギュア、ホッケー、ハーフスピードの靴でのみ滑走可能だった。なお、このため毎年春と秋に行われるオリオンズの練習は、スケートリンクのやぐらの下でランニングやキャッチボール程度の軽いものしか行えなかった。
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