多目的気動車への改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/12 01:25 UTC 版)
「ゴールデンエクスプレスアストル」の記事における「多目的気動車への改造」の解説
キハ28 2049は1987年、多目的気動車として松任工場で再改造された。 外部塗装はキロ65 551・1551と同様で、室内は一般客室と定員外のサロンルームで構成されその仕切り部分の側面窓が1枚埋められ、他の側面窓は窓の寸法はそのままで固定化された。また両側とも出入台は撤去され、乗降用扉はすべて埋められている。 車内は前位側にサロンルームを配置し、後位側に一般客室を配置している。サロンルームは床面に絨毯を敷き、ソファとテーブルを設置している。このソファとテーブルを取り外してサロンルームをイベントスペースや座敷として使用することが可能である。一般客室の構造はキロ65形に準じるが、床面を200mm かさ上げし、客室床下に車両外からスキーを出し入れするスキー入れを新設している。 冷房装置は1台再設置され、7台に戻された。 台車・機器は大きく変更されていないが、連結器は「ゆぅトピア」「アストル」に組み込むための密着連結器と、他の気動車と連結するための小型密着自動連結器のどちらも使用できるようになっている。最高速度は95km/h のままである。そのため485系電車との併結運用の際には編成から外される。
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