夕凪の会の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:01 UTC 版)
「食糧人類-Starving Anonymous-」の記事における「夕凪の会の関係者」の解説
桐生 龍三(きりゅう りゅうぞう) 夕凪の会の会長。施設内で逃亡などのトラブルを起こした者を構成員に引き込み、自ら人体改造を行うマッドサイエンティスト。人道主義者を自称し、施設内では銃火器の所持が禁止されているからこそ人体改造による肉体の強化の正当性を主張する。 過去には大学の教授を務め遺伝子学の研究をしており、山引とはそこの研究生という関係であった。山引の数々の発見を自身の成果として発表することで名声を得ていたが、やがて自身の手に余るようになり事故に見せかけて殺害を試みる。しかし山引の奇抜な発想によって生き延びてしまい、また自身の策略とはいえ山引に傾倒していた娘の夕希も結果的に原猿の遺伝子を取り込み、ほぼ小型猿の姿になってしまったことで圧倒的な敗北感を味わわされ、その後ゆりかごの施設に拾われる形で研究者となった。 脱出しようとした伊江たちを捕え改造手術を行おうとするも直前にナツネたちによって阻止される。さらに自身のコンプレックスであった山引との再会で小心者としての本性をさらけ出し、構成員達にも罵声を浴びせたことで逆上した構成員達によって文字通り八つ裂きにされて死亡した。
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