増賀とは? わかりやすく解説

ぞうが【増賀】

読み方:ぞうが

[917〜1003平安中期天台宗の僧。橘恒平の子比叡山良源顕密学んで諸国遊行。のち多武峰(とうのみね)に入って修行。著「玄義鈔」。


ぞうが 【増賀】


蔵賀

(増賀 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 22:21 UTC 版)

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蔵賀(ぞうが、延喜17年(917年) - 長保5年6月9日1003年7月10日))は、平安時代中期の天台宗増賀僧賀とも書く。父は参議橘恒平多武峰先徳(とうのみねせんとく)とも呼ばれる。

比叡山で慈恵大師(元三大師)良源に師事して天台教学を学び、963年応和3年)如覚の勧めで多武峰奈良県桜井市)に住し、「摩訶止観」「法華文句」を講じ、「法華玄義鈔」「無限念仏観」などを著した。また、毎年四半期ごとに法華三昧を修した。一方不動供(不動明王を供養する修法)などの修法や法華経読誦を行い奇瑞を現したという。高い名誉や利権を嫌い、奇行譚を多く残した。即身仏となったと伝わる。




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