基本的な包み方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 22:55 UTC 版)
ただし、日本文化に特有の事象であるが、道具として極めてシンプルであるため、使う者の知恵・技術水準が実用レベルと直結する。「風呂敷」を一時期のファッションとして終わらせるのではなく、真に実用的たらしめるためには、自在に包むことができる技を身につけることが必要である。 「風呂敷」を使って自在にものを包むための基本となる技は「結び」である。二種類の結び方を組み合わせることで、かなり自在な包み方ができる。この基本となる結びは「一つ結び」と「固結び(真結び・かなむすび)」である。 一つ結びは、風呂敷の一つの角だけを一度絡めて結び目をつくること。 固結びは、風呂敷の二つの角を二度絡めて結び目を作ることである。その際、誤って縦結びとすると、簡単にほどけて危険である(本結び#横結びと縦結びを参照)。結び方の正誤は二度目に絡める際の左右の前後関係だけに起因する。
※この「基本的な包み方」の解説は、「風呂敷」の解説の一部です。
「基本的な包み方」を含む「風呂敷」の記事については、「風呂敷」の概要を参照ください。
- 基本的な包み方のページへのリンク