基本振動数
(1)多自由度の振動系は多数の固有振動数をもつが、そのなかのもっとも低い固有振動数のこと。この振動数に対応する正規モードを基本固有モードという(2)周期関数が、ある状態とまったく同じ状態を再びとるまでに要する独立変数の最小増加分を基本周期というが、基本探動数は基本周期の逆数である(3)周期量を調和分析したときの、基本波の振動数のこと。
参照 固有振動数、多自由度系基本周波数
(基本振動数 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/15 13:57 UTC 版)
基本周波数(きほんしゅうはすう、英: fundamental frequency、)は信号に含まれる最も低い周波数成分の周波数である。
- ^ 『電気学会大学講座 電気・電子基礎数学 -電磁気、回路のための-』 電気学会、1980年、ISBN 4-88686-104-0、pp.119-122
- ^ 音高(ピッチ)は心理量であり基本周波数と1:1対応しないため、 推定をピッチ推定と呼ぶことは厳密には問題がある(詳細: 音高)。
- ^ "ゼロ交差法は, 音声の振幅が0を交差するゼロ交差点の時刻を算出し, ゼロ交差時刻から基本周期を求める手法である。" 森勢 著, 日本音響学会 編. (2018). 音響テクノロジーシリーズ22: 音声分析合成. p.76.
- ^ 提唱論文: Noll. (1964). Short‐Time Spectrum and “Cepstrum” Techniques for Vocal‐Pitch Detection. J. Acoust. Soc. Am. 36, 296–302.
- ^ Kim. (2018). CREPE: A Convolutional Representation for Pitch Estimation. ICASSP. arxiv.
- 1 基本周波数とは
- 2 基本周波数の概要
- 3 力学系の基本周波数
- 4 関連項目
「基本振動数」の例文・使い方・用例・文例
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