坂本嘉治馬とは? わかりやすく解説

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さかもと‐かじま〔‐カヂマ〕【坂本嘉治馬】

読み方:さかもとかじま

[1866〜1938出版実業家高知生まれ小野梓(おのあずさ)に師事し明治19年(1886)東京神田冨山房創立辞典学術書教科書などを刊行した


坂本嘉治馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/11 05:25 UTC 版)

坂本 嘉治馬(さかもと かじま、慶応2年3月11日1866年4月25日) - 昭和13年(1938年8月23日)は、日本の実業家。明治、大正期を代表する出版社、冨山房神田神保町に設立した。土佐国高知県宿毛村出身[1]

略歴

1866年、土佐国(高知県)宿毛村坂ノ下で生まれる。1884年に酒井融をたよって上京[1]、同郷の小野梓が経営する東洋館に勤務する[1]1886年、東洋館が終焉をむかえたため、小野の義兄小野義眞の援助を受け冨山房を設立[1]1900年吉田東伍『大日本地名辞書』の刊行を開始。1915年上田萬年松井簡治『大日本国語辞典』の刊行を開始。1920年、内外印刷株式会社を設立。1929年、出身地に私立坂本図書館(現:宿毛市立坂本図書館)を設立[1]1932年大槻文彦大言海』の刊行を開始。

1936年緑綬褒章受章。1937年、財団法人坂本報效会を設立。1938年、逝去[1]

著作

脚注

  1. ^ a b c d e f 坂本 嘉治馬(さかもと かじま)”. www.city.sukumo.kochi.jp. 宿毛市. 2025年1月14日閲覧。

参考文献

  • 社史『冨山房五十年』(冨山房、1936年)
  • 『出版人の遺文 冨山房 坂本嘉治馬』(栗田書店、1968年)

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