坂本圭右
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/18 23:48 UTC 版)
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2012年フランスでのモナルチャレンジ大会にて
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基本情報 | ||||
国籍 | ![]() |
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所属 | 自衛隊体育学校 | |||
誕生日 | 1984年2月2日(40歳) | |||
出身地 | ![]() |
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身長 | 178cm | |||
体重 | 69kg |
坂本 圭右(さかもと けいすけ、1984年2月2日 - )は、日本の男子フェンシング選手。種目はエペ。茨城県出身、中央大学卒業[1]。自衛隊体育学校所属の幹部自衛官(2024年9月現在、1等陸尉[2])。
経歴
2019年11月のフェンシング・ワールドカップを最後に第一線から退くことを決め、所属の自衛隊体育学校(朝霞駐屯地)で指導者に転身をし、後進を育成していた[3]。引退試合とされていた2020年全日本選手権にて日本一となり、福岡・久留米の幹部候補生学校へと10カ月間、現場から離れて未修の基本教育を受けていた[3]。 2022年1月末に朝霞駐屯地へ帰任すると、再び近代五種班のコーチとして、部下を教育する日常に戻っていた[3]。その際に「帰ってきたし、また出てみるか。」と気が向いたことをきっかけに現役復帰をした[3]。
全日本選手権の成績
2020年の全日本フェンシング選手権大会では8年ぶり4度目の優勝を果たした[3][2]。
2022年9月8日の全日本選手権では、2021年開催東京五輪金メダリストである見延和靖に15-12で勝利し、決勝へと進出したが[4]、決勝戦において同じく同五輪金メダリスト加納虹輝に15-10で敗れた[5][6]。見延は「天才的。日本人が世界で全く勝てない中で唯一、世界と渡り合えていた。」と尊敬の念を見せていた[4]。
2024年9月の全日本選手権では、前月の2024年パリ五輪男子エペ団体で銀メダルを獲得したメンバーの山田優に3回戦で惜敗した[2]。

脚注
- ^ “坂本 圭右 (フェンシング) - 第17回アジア競技大会(2014/仁川) - JOC”. 日本オリンピック委員会(JOC). 2023年3月21日閲覧。
- ^ a b c 木下淳「【フェンシング】“最強”坂本圭右40歳、今年は手を抜いた!?五輪で金銀の山田優が疑いの目」『日刊スポーツ』2024年9月16日。2024年9月16日閲覧。
- ^ a b c d e “【フェンシング】坂本圭右が“現役復帰”2年ぶり5度目V王手 東京五輪で快挙の見延和靖に勝利 - スポーツ : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年3月21日閲覧。
- ^ a b “38歳坂本、衰えぬ剣さばき フェンシング、全日本で決勝進出:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2023年3月21日閲覧。
- ^ “サーブル女子、江村が3年ぶりV 全日本フェンシング最終日(共同通信)|熊本日日新聞社”. 熊本日日新聞社. 2023年3月21日閲覧。
- ^ 日本テレビ. “「勝ちたいというより負けられないという気持ち」フェンシング東京五輪金の加納虹輝が全日本2連覇”. 日テレNEWS. 2023年3月21日閲覧。
外部リンク
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