地方会社への投資
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 00:25 UTC 版)
1922年(大正11年)、新潟市街自動車が資本金4万円で設立。新潟市内で初めて6台の乗合バスを運行した。「資本金の四分の三が東京市街自動車関係が占め会社の実験は殆ど東京側に握られていた」という状況で、東京乗合自動車のノウハウその他を移転した会社だと考えられる。「赤バス」と呼ばれ、営業区間は新潟から白山の間であった。 1924年(大正13年)、東京と同じ「青バス」の愛称で設立された大阪乗合自動車に出資、監査役として渡辺六郎が就任している。しかし、創業直後から社内の内紛が起こり、1925年(大正14年)に取締役が一掃され、第三者割当増資で阪神国道電軌が引き受け、阪神電気鉄道の傘下になった。 1926年(大正15年)の『ダイヤモンド』によれば、京浜乗合自動車755株、前橋乗合自動車1,600株、群馬乗合自動車1,539株などに出資していた。
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