地域集団自動電話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/30 07:17 UTC 版)
「地域団体加入電話」の記事における「地域集団自動電話」の解説
地域集団自動電話は、地域団体加入電話と異なり加入者と公社との直接契約であった。設置の申し込みが一定数集まった段階で契約が実行され、工事開始後の追加契約は殆ど受け付けられなかった。1964年に農村集団自動電話(のうそんしゅうだんじどうでんわ、農集電話)としてサービスを開始し、1967年に農村集団自動電話とは別の集合自動電話(しゅうごうじどうでんわ)のサービスも開始し、1969年の公衆電気通信法の改正で両者が統合され、単独電話や共同電話とは別の位置づけの集団電話(しゅうだんでんわ)として法制化された。地域集団電話、地集電話とも呼ばれた。 施設設置負担金・月額基本料金が一般加入電話より安かった。 通常の単独電話とは仕様が異なり、電話機のフックボタンの色がピンク色であるのとローゼットが大型で灰色であった。また、電話機の下部に白いボタンのついた黒い箱が取り付けられたものもあった。
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