地下迷宮の様相
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 15:21 UTC 版)
「小説ウィザードリィ 隣り合わせの灰と青春」の記事における「地下迷宮の様相」の解説
地下1階 冒険者のパーティが最初に足を踏み入れる階層。一定の範囲に「ダークゾーン」と呼ばれる常闇の領域がある。ダークゾーンを越えたところに地下4階まで降りることができる昇降機がある。徘徊する魔物たちは下層のものと比較すると弱く、マスター級の実力をもつ冒険者たちにとっては危険な階層ではない。しかし迷宮で冒険を始めたばかりの者たちにとっては、十分に危険な場所であり、多くの冒険者たちが地下1階の探索から逃げ出したりあるいは戦闘で命を落としている。 地下4階 地下1階から昇降機を使ってこの階層に降りることができる。この階層に地下9階に降りることができる昇降機が設置されている。徘徊する魔物たちはこの階層より上層のものと比較して格段に強くなっている。他の階層と比べて最も多数の冒険者が犠牲になった階層である。 地下10階 迷宮の最下層。7つの領域に分かれている。それぞれの領域の終点に玄室があり魔物の護衛部隊が守っている。各領域の間は転移地帯で一方通行につながっている。このため一本道に近い構造となっている。7番目の領域にワードナがいる。7番目の領域を除く6領域の玄室には、次の領域への転移地帯の他に地下10階の起点に戻る転移地帯も設けられている。これらの転移地帯で地下10階の起点に戻ると、その隣に地上に脱出できる転移地帯がある。地下10階には転移の呪文を妨げる魔法結界がかかっており、地上などから地下10階に直接に転移を使って移動することはできない。逆に地下10階から地上などに転移を使って移動することは可能である。地下10階には地下9階にある穴(シュート)を通ってのみ到達することができる。最下層だけあって、護衛の魔物たちはかなり手強いものたちが揃っている。ワードナと戦うためには計6部隊の各領域の護衛と戦わなければならない。
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