地上波放送の終了、BSでの放送へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 05:05 UTC 版)
「F1グランプリ」の記事における「地上波放送の終了、BSでの放送へ」の解説
日本国内でのF1の人気低迷、そして近年のトヨタ、ホンダ、ブリヂストンなど日本企業のF1からの撤退が相次ぎ番組スポンサーも付きにくくなっていたことなどの要因から、2012年1月19日にフジテレビは地上波放送の終了、そしてBSフジでの放送に移行することを発表した。なお、CSではこれまで通り全セッションを生中継する。フジテレビ広報部によると(2012年の時点では)「日本グランプリも地上波放送の予定はない」としている。 BSフジでもこれまでの地上波放送と同様に予選と決勝の模様が中継されるが、CSとの差別化を図るため録画放送になる。基本フォーマットは予選が60分、決勝が1時間50分で、決勝の放送時間は23時開始を原則とする(ただし時差の関係もあるため固定ではない)など、予選については従来の地上波よりも放送時間が拡大、決勝も放送開始が従来より早まる。 2012年は、基本的にはCSでの放送内容を編集したものであったが、イギリスグランプリと日本グランプリにおいては、BSフジとCSは別の実況・解説陣で放送された。BSフジの実況は、前年までの地上波中継を模した雰囲気で進められた。独自テロップはイギリスグランプリでは無かったが、日本グランプリでは一部に用いられた。 2013年は、BSフジは半数近くのレースで独自の実況・解説陣となる。また、F1情報番組「Inside Line」を英語ナレーション・日本語字幕で不定期に放送した。 なお、前述の通り2016年以降はCSによる生中継のみとなったため、BSでの放送は実施されない(ただし、日本GPの決勝のみ録画放送される)。 2018年は日本GPのみ録画放送。BSフジに異動した塩原恒夫アナによる実況、川井一仁による解説であった(川井は前日に生中継されたCS放送でも解説を務めた)。レース中継前には子供やF1初心者向けの「F1ってな~に?」のコーナーがあったり、川井の解説が極力専用用語を排し分かりやすさに努めたものであるなど、CS放送との差別化が図られた。
※この「地上波放送の終了、BSでの放送へ」の解説は、「F1グランプリ」の解説の一部です。
「地上波放送の終了、BSでの放送へ」を含む「F1グランプリ」の記事については、「F1グランプリ」の概要を参照ください。
- 地上波放送の終了、BSでの放送へのページへのリンク