土佐林コレクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:33 UTC 版)
土佐林コレクション(土佐林義雄コレクション)は、土佐林の死後、1962年10月、1985年5月の2度に渡って、遺族から早稲田大学に寄贈された、アイヌの衣服・服飾品を中心とするアイヌ資料集である。 1939年8月頃、北海道大学在職中の土佐林はアイヌ文様の研究を思い立ち、工芸美術の視点からアイヌなどの北方少数民族の工芸や文化の研究を始め、同時に多くの民俗資料の蒐集・調査をしていた。土佐林は、日高を中心にコタンの古老の家々を訪ね、懇請して各種資料を譲り受け、資料が譲られない場合には、同じものを作ってもらうか、ノートや写真に記録するかして集めた。 現在、土佐林コレクションは早稲田大学會津八一記念博物館に収蔵されている。
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