国司の官名とは? わかりやすく解説

国司の官名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 02:16 UTC 版)

「掾」の記事における「国司の官名」の解説

国司四等官は、守(かみ)・介(すけ)・掾(じょう)・目(さかん)という文字用いた。本来「掾」という漢字音読みは「エン」であるが、三等は文字かかわらず「じょう」と訓ぜられる。これは唐の一部官庁三等官の呼称とされていた「丞」の借音とされる唐名参軍事、司馬など。 大宝令養老令定められ規則では、国の規模国力)によって国司制度異なっており、四等官すべてが置かれないことがある。最も低い位置付け下国には掾が置かれなかった。逆に、最も高い位置づけ大国には大掾少掾設置された。このため掾が設けられたのは上国中国となる。 ただし実際の運用上は人員増減があり、上国である下野国大掾少掾配置されたり、下国である飛騨国に掾が置かれたりした(国司#国等級区分参照)。

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国司の官名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/24 17:20 UTC 版)

目 (国司)」の記事における「国司の官名」の解説

国司四等官は、守(かみ)・介(すけ)・掾(じょう)・目(さかん)という文字用いた。目は主に官事記録及び公文草案作成等を掌った大宝令養老令定められ規則では、国の規模国力)によって国司制度異なっており、中国下国では介や掾が省かれたが、目は設置された。逆に、最も高い位置づけ大国には大目少目設置された。 ただし実際の運用上は人員増減があり、規則上は目が配置される上国大目少目置かれることもあった(国司#国等級区分参照)。

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