固有種族「大地の妖蛆」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 15:06 UTC 版)
「大地の妖蛆」の記事における「固有種族「大地の妖蛆」」の解説
短身醜躯で、皮膚は鱗に覆われている。黄色い目が特徴。言語や剣を扱う知性がある。独自の原始宗教を有し、黒の碑や邪神を崇拝する。 爬虫類や蛇に形容される。Wormは妖蛆と訳されているが、爬虫類を指す言葉で、この種族の蛇への形容を表現する。 ブリテン島に最初に住んだ民族であるが、後にやって来たピクトなどの異民族に敗れて地底へと追いやられ、小鬼や妖精や小人や魔女伝説の原型となった。 この種族は、ハワード以外の作家はほとんど使っていない。ハワードは種族名を設定しておらず、「夜の末裔」「闇の種族」「大地の妖蛆」など、言及ごとに呼び名を変えている。 クトゥルフ神話TRPGでは『闇の種族』の文章が引用文として用いられ、退化した蛇人間または人間との雑種と説明されている。TRPGの基本ルールブックには載っておらず、副読本の『マレウス・モンストロルム』や、事典の『エンサイクロペディア・クトゥルフ(英語版)』などに載っている。
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