噴火と山体崩壊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 09:41 UTC 版)
2018年12月22日に発生した津波災害の主原因であるアナク・クラカタウ山の噴火とそれに伴う山体崩壊により、64ヘクタールに及ぶ土砂が海に向かって滑り落ちた。この山体崩壊による地滑りは海底にまで及び、これが主原因となって津波災害が発生した。 また、欧州宇宙機関の人工衛星センチネル1が2018年12月22日に撮影した同火山の画像で、山体南側の大部分が海へ崩落したことが判明している。 東京大学地震研究所の分析によれば、山頂を含む火山南西側の大部分がクラカタウ山のカルデラを構成していた急斜面・水深270メートルの海底に向けて崩落したために発生した津波であると考えている。
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