商船三井グループへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 02:20 UTC 版)
日本高速フェリーは日本沿海フェリーに航路を譲渡、同時に日本沿海フェリーは社名を「ブルーハイウェイライン」に変更した。この時に、保有船舶の船名を「さんふらわあ+地名」に変更するとともに、苫小牧航路の船舶については、船体を“さんふらわあ塗装”に塗り替えた。 その後、大阪 - 志布志航路をブルーハイウェイライン西日本を設立のうえ分社し、2000年4月より運航を開始した。また、大洗 - 苫小牧航路については、商船三井フェリーを設立して移管した。 その後ブルーハイウェイライン西日本は2007年7月1日にダイヤモンドフェリーと合併し、大阪 - 志布志航路は「南九州航路」として運航を行い、関西汽船と共同運航していた「中九州航路」(神戸 - 大分)とは運賃制度や割引制度や予約業務も別にして運航した。その後2011年にはダイヤモンドフェリー・関西汽船が持株会社「フェリーさんふらわあ」に吸収合併され現在に至る。 近年の状況は、かつて九越フェリーに投入されていた有人レストランや上等船室を設けない「合理化フェリー」である「ニューれいんぼうべる」「ニューれいんぼうらぶ」が「さんふらわあだいせつ」「さんふらわあしれとこ」に改名して大洗航路に投入されるなど、かつての「豪華なフェリー」のイメージからはかけ離れた船舶も存在しているほか、商船三井フェリー「さんふらわあ はかた」など旅客営業を行わないRO-RO船の船名にも採用され、現在の「さんふらわあ」は、単に「商船三井グループのフェリーの名称」とほぼ定義づけられる。
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